種類 説明 電力消費 分散性
Proof of Work 参加者全員が時間のかかる数学パズルを解いて競い合う。勝者はチェーン上のブロックにトランザクションを追加することができる。 非常に多い 高い
Proof of Stake 参加者は金銭を出資し、出資額に応じて勝者が決定される。一定数の参加者が勝者の追加するブロックが正しいか確認した後、ブロックがチェーンに追加される。 低い 高い
Delegated Proof of Stake PoSのスピン。ネットワーク上で少数の代表者が選ばれる。ブロックの公開や、他の代表者による作業が正しいかどうかのチェックを行う。 低い 低い
Proof of Authority PoSのスピン。金銭的な価値を賭ける代わりに、参加者は実際のIDを賭ける。こうすることで、人々は自分の評判をリスクにさらし、悪意を持って仕事をしないように動機付けされる。 低い 中程度
Proof of History PoSのスピン。PoSではタイムスタンプ機能が使われているが、PoHでは過去の発生状況から時間を計算するVerifiable Delay機能が使われている。潜在的な脆弱性があるともいわれる。 低い 高い
Proof of Activity PoWとPoSのハイブリッド。PoWに比べブロックヘッダーに含まれるデータが少ない。PoSと同様に、複数のノードが新しいブロックを検証する。報酬は採掘者と検証したノードに分配される。 中程度 高い
Proof of Capacity “プロット”ステージでは、すべての可能な解が決定される。そして”採掘”ステージでは、最短距離の解が次のブロックを採掘する権利を得る。 低い 高い
Proof of Elapsed Time 許可制のブロックチェーンで使用。待ち時間は参加者にランダムに割り振られる。最初に待ち時間を終えた者が、チェーン上の次のブロックをチェーンに追加できる。 非常に低い 非常に低い

<表A.1の資料> 🔗 https://medium.com/the-daily-bit/9-types-of-consensus-mechanisms-that-you-didnt-know-about-49ec365179da 🔗 https://coinmarketcap.com/alexandria/glossary/proof-of-history-poh